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最後の晩飯は・・・割烹です。
日々魚数寄 東木
夜は通常3800円~のコースですが今回蟹をまるごと一匹使っていただき8000円でお願いしました。
32歳と若いご主人ですが・・・全てがホンモノ。金沢で一番感動したお店です。
穴子と源助大根
柔らかい加賀野菜の源助大根が穴子を美味しくし穴子も大根を旨くする。
東京では東銀座と神楽坂で3年修行。そお間に恵比寿でワインも学びソムリエの資格も。
若き天才って言葉が似合う。
のどぐろの笹蒸し
香ばしく柔らかく脂ののった寿司に笹の香り。
まだまだ食べます!香箱!
香箱の大きさに味は関係ないそうです。
だからあえて手間はかかるけど安い小ぶりなものを選ぶそうです。
お造り
生鯖に悶絶。
ガンド ぶりの手前と言っていたのでコチラで言うワラサでしょうか。
必要なだけの脂があって旨い。
めじまぐろは炙りで
ほんと金沢の甘海老は旨い。イトウリもこういう使い方があるんですね。
そして・・・待ちに待った!
丸ゴト一匹のズワイ!!!
美しいですね~
まずは刺身で!
生きててヨカッタと口走ってしまうほどのレベル
上品にいただきました。
しかし若いご主人のセンスも凄いが人当たりもよく話が楽しい。
いつの間にか隣のお客さんともお話できました。
蟹しゃぶ
これまた美術品的な・・・
もちろん蟹自体も・・・旨いに決まってますけどね・・・
このお出し。お麩も美味しくなるわけですよ。
のどぐろと椎茸の杉皮焼
こういうのもセンスですよね~ノドグロと椎茸を共鳴させてーの!
杉皮で香りづけ。完璧すぎるコラボです。
蟹味噌はほぐした身と。
そして生きている蟹でないと味がでないと言われた
蟹味噌をといた日本酒。
叫びたくなった。
蟹庵を使った揚げ物なんですが・・・すげえ旨かった覚えもあるんですが・・・
完全にこの時ベロンベロンで失念してしまいました。本当に申し訳ない・・・
〆はすしなんです。
まぐろにアオリに鯵
かわはぎの隣がなんとヤガラ!
最後の最後はもちろん蟹で。
ゆべしもいただきフィニッシュ!
全部で10席、32歳がひとりで作るさまはまるで侍のような動き。
それでいて気配りも完璧で気取らない。
地元の旬のものをふんだんに使った料理の数々に魅了された。
この一軒だけで食べたとしても金沢に来てヨカッタと思えるだろう。