最近、鳥などの動物の写真を撮る練習をしているんです。
この時期うってつけな施設が山梨県にあったので行ってまいりました。
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国蝶オオムラサキの保護観察施設です。
ワタクシ・・オオムラサキを見るのは産まれて初めて。
こちらの施設でかなり勉強してきたのでそんな知識もここで書きたいと思ってます。

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オオムラサキの一生は1年です。
卵の期間は1週間。
それから長い長い幼虫での生活が始まります。
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12ヶ月しかない一生の10ヶ月をかけてようやくサナギになります。
幼虫が下を向いてほぼ動かない状態になるのがサナギになる合図。
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10日ほどこのようなサナギの状態で、ほとんど動かない。
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サナギからの羽化はおそらく、こんな感じで羽の模様が透けて見えるようになると近い。
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蚊に刺され続け待ち続けると今回ラッキーなことに羽化寸前のサナギを発見できました。
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ここから羽化するスピードが早い。
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1分かからなかったと思います。
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なんどもマークしていたサナギを後で見に行って羽化が終わってて残念な思いをしました。
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この濃い紫色はオスです。
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この日はオスの羽化のピーク日だったようです。
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オスはメスより1週間早く羽化しメスを待ちます。
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この日見れたメスはオスの1/100ほど。
そういう日だったようです。
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スルスルとサナギから抜け出したオオムラサキは宙ぶらりんで回ってしまう抜け殻や葉っぱを利用して起用に頭を上に位置変更。
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羽を少しづつ動かしてみますがフニャフニャで上手くいきません。
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と同時にストローのような口も伸ばしたり巻いたりと自分の方だを試しているように見えました。
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ここからは少し時間をかけ徐々に羽を伸ばしていきます。
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ほぼ伸びた羽の状態でここから3時間。
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しっかり羽がかたくなった状態にしてから飛び立ちます。
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他に羽化したオオムラサキも見ましたがこちらは悲惨。
葉っぱや枝に羽が絡まりぐちゃぐちゃになった状態で固まってしまいました。
こうなるともう治ることはありません。
当然飛べません。他の虫の餌になるしかありません。
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無事、美しく成虫になったとしても1ヶ月の命を全うできるとは限りません。
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いつの時代も、どんな社会でも、
強いものが弱った時には弱きものの格好の餌食となる。
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左の紫色がオス、右の黒っぽいのがメス
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成虫でいられるのは1ヶ月だけ。
サナギから羽化した瞬間、死へのカウントダウンは始まっています。



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当然、この期間内にペアを見つけ、卵を産み、次の世代に繋げるのが使命。
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卵を産んでしばらく経つとオスもメスも死にます。
我が子を見ることはその時期だけです。
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高貴な深紫を纏う国蝶オオムラサキ
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羽化途中に力耐え
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アリの餌食になる姿も1時間近く見させてもらいました。
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この施設は広い。
施設の内外で里山で見られる昆虫は数多く見ることができます。
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フキバッタ
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ナナフシ
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コガネグモ
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オオイトトンボ
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一応調べましたが間違いが多いかも。
ご指摘ください。
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ヤブキリ
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見分けが難しく調べるのも楽しい
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アカバネムシ
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ショウジョウトンボ
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モンキチョウ
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トノサマガエル
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クサギカメムシ
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マイマイガの幼虫
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オジロアシナガゾウムシ
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昆虫の生涯は短い。
それだけに凝縮された時間で生まれてきた意味を全うする。
どんな姿形をしていても学ぶことは多いと感じています。