この日は5時半からフクロウ名人の家に向かいます。
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アルバログティアレスさん(27歳)
彼の本職は農家ですが家の近くの深い森に精通していてフクロウの居場所を常に探しています。
今回こういったローカルガイドさんに各地でお世話になりました。
僕はこういったガイドさんをドローカルガイドと呼んでいます。
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彼らなしでは広いジャングルの中で目的の動物を探し当てることはほぼできません。
コスタリカではドローカルガイドというのが広く浸透していました。
たくさんの生き物を紹介することで観光の国として成り立つコスタリカ。
エコツーリズムという考え方は田舎の住民にまで行き届いてこそ成立するものだと感じました。
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アオマユハチクイモドキ
Turquoise-browed Motmot

ジャングルです。こんな場所へはなかなか一人で踏み込むことはできません。
ドローカルガイドについて目的の生き物を探す。
その途中にも目的でない生き物がたくさん見つけることができます。
常に同じような場所にいない鳥や昆虫、爬虫類、哺乳類まで。
生き物が新たに目に飛び込んできたときの喜びというのが今回の最大の目的のような気がします。
大興奮!尻尾が可愛い!
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フクロウチョウ
Owl butterflies

フクロウを探し続けていますがなかなか思うように見つけることができません。
しかし遭遇すると思っていなかったものに!
フクロウの目に擬態したチョウチョです。
実物のフクロウと本当に似ています。
やはり当たり前ですがフクロウがいる場所にいるんですね。
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ズアカエボシゲラ
Pale-billed Woodpecker

これも思わぬ発見。
キツツキ自体、独特な姿と独特な生態で好きな鳥です。
しかもこのビジュアル!
大きな巣穴に顔を入れたり出したりと動きを見ているだけで飽きない。
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メガネフクロウ
Spectacled Owl

最初に見つけたフクロウはこいつでした。
夜行性ですが目をぱっちり開けててくれました。
番人のように落ち着いて周りを見渡す。風格あります。
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コスタリカは生き物の種類が多い。
その理由の一つが地形です。
・太平洋とカリブ海にはさまれている。
・北アメリカと南アメリカが長細い橋で陸続きになっている。
・3800m以上の山が海から遠くない。
これによって標高による気温や湿度の変化に富んでいることや多く陸路で渡り込んできたり、住みやすい環境に合わせた生き物が所狭しと生息しているようです。
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アカオキリハシ
Rufous-tailed Jacamar

土穴に巣を作り何度も出入りしていました。
カワセミやハチドリのように輝く美しい鳥でした。
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ここから一度森を出て大きな畑にある養鶏場に連れてきてくれました。
なんでこんなところに来るのだろうかと思ったんですが養鶏所の中に入り天井を指さします。
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メンフクロウ
Barn Owl

世界各国に生息しますが野生のものは初めて見ました。
聞けばこのような民家の天井などで見つかることが多いようです。
寝続けていました。
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ムネアカマキバドリ
Red-breasted Blackbird

オスです。この手の鳥はオスが派手でメスが地味であることが多い。
牧場鳥の名前の通り牧場にいました。
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クーパーコノハズク
Pacific Screech-Owl

何が凄いってこれを見つけるドローカルガイドが凄い。
35mm換算1200mmの超望遠で撮影してこれ。
1本の大きな木にこれがいても枝にしか見えない。
言われてもしばらくわからなかったりする。
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これはカンムリカラカラの幼鳥。
ドローカルガイドが鳥を探すとき必ず使うのが鳴き声。
スマホにかなりの数の鳴き声が録音されていてそれを流して鳴き声を誘う。
小さな鳴き声でも聞き逃さない。そしている方向も的確に判断する。
それでもわからなければもう一度近くで流す。
国立公園では禁止されているようなのでその時は鳴き真似。
ドローカルガイドの鳴き真似で鳥がいるかと間違えて何度も騙されました(笑)
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アカスズメフクロウ
Ferruginous Pygmy-Owl

小さくて可愛い。
さすがフクロウ名人と言われるだけのことはあります。
コスタリカ13種類のフクロウのうち4種類を見ることができました。


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そして崖が崩れたような場所から遠い向かいの山を見渡せる場所に連れてきてくれました。
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ノドジロオマキザルの家族なんですが1200mmの超望遠でこれです。
こんなものを鳴き声なしで見つけるとかどんな目をしているのかと。
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ハシブトアメリカムシクイ
Gray-crowned Yellowthroat

ここではガイドさんが持ってきたスコープで観察を楽しみました。
写真では伝わらない鳥の鳴き声。
これからは動画の時代だなぁと感じました。
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今回ブログでは臨場感も伝わればとあまりトリミングしないで掲載します。
ただでさえ超望遠なので図鑑みたいになっちゃっても面白くないですからね。
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ハキリアリも見ていて飽きない。
大企業ばかりになっていく地球の縮図を見ているようです。
生まれてきたことに意味を持たなければいけないのか否か。
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ガイドさんをお連れしてようやく朝食。
早起きなので朝飯までの時間が長い!
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朝食もガジョピント。
朝食だと卵とソーセージが選べることが多いです。
こちらではトーストもついていました。
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若きフクロウ名人はシマノの自転車が自慢。
アスリートのような体は自転車のおかげでしょうか。
口数が多くない素朴な青年ですが素晴らしい結果を出してくれました。
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ここから道中の橋で下の川を見ると・・
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アメリカワニ
American crocodile

でかい・・・ 
川といえばどこも住民が集う場所というイメージがありますが、ここでは誰もいませんでしたw