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- 【コスタリカ旅行】2019.9
早朝ホテルの朝食をいただきました。
こちらの朝食は現在閑散期ということで注文を受けて作るタイプ。
もちろんガジョピントをお願いしました。
この日向かうのはマヌエルアントニオ国立公園。
コスタリカでダントツナンバーワン人気の国立公園です。
秋からの繁忙期になるとこの公園に入るだけでの長蛇の列。
中に入っても列をなして移動するほどの人気っぷりだそうです。
車椅子で移動できるほど整備され、美しいビーチに続く。
バカンスを楽しむアメリカ人やヨーロッパからの観光客でにぎわう場所。
ここに来るためにコスタリカに来る人も多いとか。
今は雨季で入口もこんな感じ。
皆、短パンにビーチサンダルでラフにきています。
とはいえここにきた理由は動物が多く人馴れしているため近づいて写真が撮れるということ。
そのため、餌になるようなものなどの持ち込みをチェックされます。
こういう場所に行くというと蚊に刺されないの?と聞かれることが多いです。
もちろん蚊はいますし刺されます。
でも思っているほどいません。
日本に住んでいるといない場所には全くいなくている場所には異常発生している気がするんです。
異常発生がないんです。
それは生き物の多様性とバランスの良さで食物連鎖がスムーズだと言えると思うんです。
コウモリ1匹で一日500匹の蚊を食べると聞いたことがあります。
人間のチカラであの生物は人間に危害を加えるから絶滅させたほうがいい。
あの動物は可愛いから増やそう、あの虫は気持ち悪い姿をしているから見たら殺そう。
そんな場所ではバランスを崩し何かが少なくとも一時的には異常発生します。
それに悩まされると人は解消しようとする。解消方法は元に戻すのではなく新たに手を加える方法で。
人の手が加わらず自然に進化と淘汰を繰り返す場所が本当は理想的なのかもしれません。
農作物も畜産も人間もプランテーションで安く量産する必要がある今の世の中ですから大量の農薬も散布しまし人間も抗菌・殺菌で育ちます。
経済至上主義になっちゃっている現在、今更それを止めろというのは現実的ではない。
だからこそ、もっと生き物がどうつながって生きているのか、人間はその中のどの位置にいるのかもっともっと深く知ることが必要だと思いました。
じゃあどうやって?
少なくとも生き物と接する機会に嫌悪感を抱かず接する機会を少しでも増やすことでは。
会えると思っていた動物に全く会えずこんなことを考えながらフラフラ歩いて行くとビーチについてしまいました。ここから同じような道を帰ります。
マントホエザル
Mantled Howler Monkey
戻り始めた時、ようやく会いたかった猿に会えました。
物凄く大きな声で吠えます。
しかし逆光で動きが早くてこの日はちゃんと見えませんでした。
ノドジロオマキザル
White-faced Capuchin
これも動きが早くて大きなタマキンしか見れません。
ピントが合っていたので拡大してみました。
いいシワしてます。
そして降りてきたかと思えば・・
お、おい・・
お前ら・・いったい・・・
国立公園とはいえやはり野生でした。
性交というよりはレイプ。
ヘンリー塚本先生より生々しい姿でした。
ミユビナマケモノ
Brown-throated Three-toed Sloth
メジャーにして人気のある方のナマケモノです。
行動が遅いため基礎代謝が極端に低く食べる量も少ない・・これぞエコです。
何軒もハシゴしたにも関わらず最後に博多天神や砦で食べないと帰れない奴には見習ってほしいと思います。
燃費悪すぎです。
そしてミユビナマケモノの赤ちゃんも。
100%相手を幸せにできる笑顔。
ナマケモノに見習うことは多いと感じました。