渋谷に馴染みがある方であれば知らない方はいらっしゃらないと思いますが・・
もちろん渋谷に来たこともない方も大勢見ていると思うのでまずは基礎知識から。
渋谷に2店舗をかまえる大衆中華料理「兆楽」
こちら本店は味で勝負。
道玄坂店は7時から24時のぶっ続け営業。
老若男女、遠くは渋谷から近くは渋谷まで多くの人に愛されている中華屋さんです。
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一般的にココの名物と言われるのは2つ。
・まず一つ目はルースーチャーハン。キラキラと輝く白い粉が何なのかわかりませんがコレを入れた瞬間ぐっと旨みが増し料理に一体感が生まれる。美味しいというレベルを超えてコレを食べないではいられない中毒性がある。
・二つ目が厨房の男性と配膳をする女性との激しいバトルショーです。勝負に勝ち負けや優勢劣勢はつきものですがココでは全くの互角。あれだけ激しい口調にもかかわらず実は日常会話だったりしてこんなパフォーマンスを見ながら食事ができるのは世界広しといえどココとどこかだけでしょう。
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本店の特色としてもうひとつ挙げておきたいのが角海老と同じビルだということでしょう。
兆楽で呑んだりすると「実はこのビルでオトコになったんだよねぇ」と告白されることの多いこと。
20歳前の男の子が兆楽で食べていたりするとアフター角海老なのかビフォー角海老なのかは自信に満ちた表情か不安に苛まれた表情なのかで一目瞭然、旗幟鮮明でございます。
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入り口が近く似ているので間違えることも多々あります。
入り口は似ていても単価やサービス内容が違ったりするので注意していただきたいです。
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ルースーチャーハン 800円 + シュウマイ 300円
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こちら元々テイクアウトはしているお店ですがレンゲの用意はありません。
ルースーチャーハンは割り箸で食べることが非常に困難です。
僕クラスになると揚州商人のスーラータンメンを割り箸だけで食べてこの日のためにレンゲをとっておきます。ここが素人との大きな違いだといえると思います。
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あと、このブログでは再三に渡って書いていると思います。
シュウマイ 300円
が美味しいです。たまねぎの甘味と絶妙な柔らかさ。
店を通りすがるたびにアホみたいな顔してルースーチャーハンの単品を美味しい美味しいとルースーチャーハンみたいな顔して食べている素人を多く見かけます。
6個で220円とう安さに引かれ餃子を頼んでしまう素人もいます。
残念の極みです。
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最後に上級者編です。
シュウマイを注文したらカラシを山ほど乗っけてください。
ここのカラシはなぜか辛さが抜けていて苦味が強いです。
ボクも最初は嫌でした。
でも食べているうちにここでしか食べられないこのカラシが病みつきになっていたんです。
例えると、武蔵小杉のスナックに連れて行かれお袋より少し年下くらいのババアがカネの話とか嫌味な話ばかりしてきてスゲエ嫌いだったんだけど先輩に何度も連れて行かれるうちになんか好きになっていた。
そんな感じでしょうか。
みなさんもたまには武蔵小杉に行ってみてはいかがでしょうか。

兆楽中華料理 / 渋谷駅神泉駅明治神宮前駅
昼総合点-