ちょっといいお寿司屋さんに行くときは、お寿司屋さん以外の飲食店に行くときとは求めるものが違います。
飲食店ですから美味しいと思うことはもちろんです。
でもそれ以上に欲しいのは時間。
ご主人を含めたカウンターのグルーヴ感、これを一番に求める。
DSC09235
鮨 きたがわ
DSC09236
枝豆のすりながし
蒸し暑くクソ暑いこの日、ビールとともにいただける幸せでスタートしました。
DSC09239
本日のラインナップです。
中日ドラゴンズはこの日、根尾がトップバッターとして初のスタメン起用。
DSC09241
初入店のきわがわさん、トップバッターは・・
メイチダイ。
根尾は3タコでしたが、旬のメイチダイは寝かせずともほんのり上品な甘味。
職人技のセンター返しでトップバッターの役割を果たしました。
DSC09246
2番はミル貝。
石川県は珠洲の塩で厚みのある身を夏らしく。
DSC09251
ここで新子。
握りが小さいので女性的な寿司かと思いきや逆でした。
甘さを控え酢は強め。
しっかりした骨格で主張する握り。
DSC09256
スミイカの新烏賊。
若さ感じる柔らかい身にまったくカドが立っていない赤酢。
DSC09258
マスク越しにもわかる柔らかい笑顔のご主人。
つかず離れず絶妙な間合いの奥様。
ひとことで言えばピースフル。
ここから生まれるカウンターのグルーヴ感が楽しめないわけがない。
DSC09260
鰯はタマネギ醤油。
脂がノリすぎていない鰯が上品に仕上がってます。
DSC09266
雲丹巻
DSC09269
こちらムラサキ雲丹。
今回三種類登場する雲丹の一発目。
雲丹に海苔と飯が加わっているのに雲丹より雲丹。
DSC09276
気仙沼のホタテは黒七味で
大げさな調理器具がそろっているとは思えないのにこの火の入れ加減。
道具のせいには出来ませんね。
DSC09279
自家製トマトの出汁が美しかった。
すっきりあたらず濁りなど微塵にも感じません。
DSC09285
穴子白焼きの茶碗蒸し
出汁が美味しいので良いのは当然ですが・・穴子の量も多めでナイスです。
DSC09289
石垣貝は味はもちろん際立つのは食感ですね。
トリガイと比べて少々強めの歯ごたえがいいです。
DSC09293
キスってこんなにしっかりした食感と味がありましたっけ?
ちょっと忘れられないレベルで、キスの概念かわりました。
DSC09297
九州唐津の赤ウニ
DSC09303
磯の風味が強いので海苔いらないですね。
DSC09305
小トロは赤身と脂が分断されていないのでひとくちでまじわります。
DSC09314
鳥取の鯵
やはりこちら側の鯵は伊豆のものとは違う。重量感あります。
DSC09319
唐津の車えび
こんなに甘味旨みが強いものを食べておきながら次は・・
DSC09329
なんと、銚子の本アラ
海老にまったく負けない白身・・あるんですね・・
DSC09334
雲丹三種類目は利尻のバフン雲丹。
いい季節に来ました。
DSC09340
千葉の穴子は柔らかさが桁違い、液体のようになくなる・・ではなく気体のようになくなる。
旨みだけがクチに残りました。
DSC09345
卵の焼き加減も見ての通りです。
DSC09349
と・・ズラズラっと食べたものの種類と美味しさは説明できたと思います。
DSC09356
でも・・書いてて自分で違うなって思うのがやはりコチラの店の雰囲気と過ごした時間が伝えられないこと。
DSC09358
優しいご夫婦との楽しい時間が何ものにも変えがたい。
そんな場所が荻窪の住宅地の一角にありました。

鮨 きたがわ寿司 / 荻窪駅
夜総合点★★★★ 4.0