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8:50フェリーは大阪に到着。
出るのは結構時間かかって9:30でした。
どうしようか、ほんと迷ったんだけど・・
とりあえず滋賀県で見たい鳥がいるので向かってみました。
すし慶 (すしけい)
とりあえずのランチのつもりが・・なんだか凄い店に入ってしまいました。
なんと!個室!!
雪見障子だ!と思ってみてみたら庭にはホントに雪が!
琵琶湖も北側って日本海気候なんですね。
焼鯖すし 1815円
この焼き目の色を見てください。脂がしっかり乗ってないと出ない黄金です。
シャリには山椒だけでなく、山椒・竹の子・生姜がしっかり効いていて悶絶。
鯖棒すし(ハーフサイズ) 2420円
分厚くって品のいい脂、究極に柔らかい酢締め。
これで山椒がしっかり効いてるからかなわない。脱帽。極楽。
金目鯛あぶりすし(ハーフサイズ) 2750円
金目鯛は水っぽい魚ですがしっかり抜けて旨味が凝縮。
金目鯛のいいところだけを引き立てる。
芸術をいただいているようでした。
ここからお目当ての鳥を探さなくては、見つかるかなぁ・・なんて思っていたんですがw
この状態w
見つからないわけがありませんw
シベリアからこの山本山に25年間毎年通ってくるオオワシ。
通称「山本山のおばあちゃん」
おそらく世界一有名なオオワシです。
この状態で3時間。待っただけで3時間なのでもっとこの状態だったと思います。
ようやく飛ぶ姿を見せてくれました。
琵琶湖に魚を獲りに行くかと思いきや・・早くもねぐらへw
おばあちゃん・・寝るの早いよw
気温も低いし路面凍結も不安なのでこの後、東京か南伊豆に帰ろうかとも思っていました。
または別の探鳥地に移動することも考えていました。
しかし・・
この地に明日も残ることにしました。
おばあちゃんが琵琶湖で魚を獲ってくるのが見たいからです。
と・・湖北野鳥観察センターでオオワシやこの界隈の野鳥のことを勉強することにしました。
山本山のおばあちゃんは25年間、毎年日本にやってくる度に分単位で観察記録が付けられています。
マイケルジャクソンのパパラッチを超えています。
大きさ翼を広げて2.5m!
ショーヘイオータニよりでかいのか!
大谷見たことないけど!
まずオオワシ自体が世界に5200羽しかいなく・・
当然、国指定の天然記念物です。
そしてその美しい姿は世界中の野鳥愛好家の憧れ。
それを今、この目で見たんです。
シベリア、カムチャッカで繁殖してそのほとんどは北海道で越冬。
しかし、そのうちの1羽だけが・・山本山のおばあちゃんだけが琵琶湖の山本山に着続けているんです。
山本山のおばあちゃんは、間違いなく山本山が好きなんでしょう。
居心地がいいんでしょう。
でもそんな遠いとこからさらに遠くに来ているのに場所を間違えないでくるのが凄いし不思議。
おばあちゃんなのに群れないで1羽で、孤独を愛している。
こんな生き方もあるのかと考えさせられます。
一人では何もできない、社会に入って社会に溶け込んで社会の一員でいることがいいことだ。
今までそう叩き込まれてきた人生だったように思います。
それは正解か不正解かもわかりません。
ただ、振り返ってみるとそう教えられたからそうだと思ってきたにすぎない気もします。
やはりもう少し山本山のおばあちゃんが見てみたい気がしました。