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- 【東京】ﾌﾚﾝﾁ･ﾋﾞｽﾄﾛ
- ☆渋谷ランチ
少しだけ冷たく乾いた空気に強い日差し。
今日の朝は起きるといつもより心地よく、ボクになぜだか自信をわかせてくれた気がする。
もっと自分は色々できるんじゃないか。
もっと新しい世界があるんじゃないか。
もっと知りたい、そしてもっと行動してみたい。
とりあえず、トイレに入り未知のボタン｢ビデ｣を押してみた。
特に自分自身には便利なものでもなんでもなかった。
でもとりあえずビデ童貞を喪失した自信と新たな部分を刺激されることでの今後の展開への期待に清々しい朝はよりいっそう空が明るくなった気がした。
もっといいランチはないかとたどり着いたこの店ビストログルマン。
通常1000円のランチに280円をプラスするとスープが前菜4種盛りになる。
もっともっとという気分が成功したのだろうか280円以上のクオリティに大満足だ。
窓から見下ろせばスペイン坂。クロックスの新作を見るフリをしてスカートの短いギャルを観ていると少し風が吹いた。
もっともっとと今日一番強い気持ちで念じてみたがこの願いがかなうことはなかった。
｢おかわり自由になってます。｣
｢もっと｣
｢かしこまりました。｣
｢もっと｣
｢え？いいんですか？｣
｢もっと｣
出来上がったタワーの前に若いシェフの笑顔が見れた。
ボクも思わず笑ってしまった。
骨付き鶏モモのコンフィ
確かに欲深くなると満足を得ることが困難になることが多い。
でも時として楽しみながら欲をかいてみるのも悪くない。
この日本語は嫌いです。
280円をプラスすると前菜4種盛が付きます。
そう、この言葉なんです。
増えるは嬉しくても・・・
減るのは嫌（笑）
って・・・
いつの間にかブラ線の季節は終わってしまいましたね。