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- 【ボルネオ島旅行】2012.10
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登山当日・・・5時起床。
キナバル山を昨日までがウソだったかのように晴れ渡り・・・
ジャングルの上にそびえ立つ岩肌を見せてくれました。
まずは前日夕食を食べたレストランで・・・
朝食。そしてランチパックをいただきます。
公園事務所で山岳ガイドのフェリックスさんと合流。
登山開始ゲートへと向かいます。
ゲートの標高は1890m。
さっそくストックを事務所に置き忘れてるという不安なスタート。
ティンポホンゲートというちょっと卑猥な名前のゲートです。
9:00キナバル登山開始です。
歩き始めてスグに滝。
ジャングルっぽいです。まあ・・ジャングルなんだけど。
登山経験はホボ0のS君ですがNYにまで自転車のレースに出場しにいった経験があって・・・かなりペースが早い。
危険箇所はないです。
でも階段の段差が高いので富士山よりはちょっとキツイかも。
そして登山開始ゲートから今日の到着点である標高3272mのラバンラタレストハウスまで6つのシェルターが等間隔に設置されてて休むタイミングもとりやすいです。
6時間の行程ですが・・・担架で運ばれる人が2人、おんぶされたり肩をかりたりして降りる人も数人みかけました。
ジャングルの密林の上はどんな視界が広がっているのか。
ドキドキしながらも確実に進む。
リスの数は半端ないです。たくさんいる・・というより・・・ワイテル感じ(´・ω・`)
世界遺産だけあって美しく歩きやすい道が続きます。
シェルターもトイレと水道が必ずあります。この水のんでる人みなかったけど。
道中とにかく白人女性の息遣いが激しく・・・ア○声にしか聞こえない(`・ω・´)
後ろを歩くことになるとキツいタイツが俺のキナバル山を締め付けていたかったです。
あとポーターの荷物・・・デカスギダロ!!!
日本人をほとんど見なかったです。韓国人・中国人は何度もみました。
中東かインドの人ややはり白人が多いです。
本日は6時間の行程とはいえ、本番は翌日。少しでも多く体力を残して小屋にたどり着きたいところ。
ところどころでジャングルの合間にキナバル山を望みます。
少しずつ曇り始めて・・・雲行きあやしい・・・でも岩肌がどんどん鮮明に見えてきました。
12時・・歩き始めて3時間の中間地点。
ランチパックを食べました。
初めての大きな休憩です。
こんな板じゃ背中痛くないのかなあ・・
地元の子供に人気のチョキチョキ。いままで食べれなかったチョコレートもこうして山を登ることで克服しました。
ジャングルの緑が少しづつ減り始めて
急な傾斜地になってきました。
そして雨雲がみるみるうちに広がってくる!!!
雨が降る寸前だということが分かり始めると走りました!
ここをサンダルで登るポーターとか頭がおかしいとしか思えません!
そして・・・到着するとガイドを振り切っていて姿が見えません。
人がいたので「ここはラバンラタハットですか?」と聞くと・・・これより先だと言われ・・・
標高にすると50m先まで雨の中傘をさしながら登ったけど・・・ヤバイ雰囲気に!
「そちは危険だ!」と現地の人に言われ「ラバンラタハットはもっと下だ!」と・・・
さっきの場所じゃんかよ(ノ`Д´)ノ
せっかく雨が降り始めるのに間に合ったのに( ̄‥ ̄)=3
ビチョビチョでの再度の到着。
見つけたらドツいてやりたい気分です(#`皿´)
とりあえずまあ・・・冷えてないビール。
先に到着してたS君と合流☆
部屋は二段ベット。清潔です。
停電も多いしシャワーはお湯にならない。けど水が出るだけで幸せです。
白人連中はガンガンに石鹸使ってたけど・・・いいのかな?わかりません。
どんどんスゴイ嵐になってきて岩肌は滝のように。
でも体力も温存できて明日の1時起床に備えます。
食事は下のレストランより旨いです。種類も豊富でここまで毎日運んでるポーターさんに感謝です。
ほんとスゴイと思う。
6時間の登り道を休憩のたびにタバコ吸ってたけど高山病も皆無。
体力の消耗も少なく息もそれほどあがらなかったのはトレーニングの成果かもしれません。
二ヶ月間低酸素トレーニングして自信がついたきがします。ほんとよかった。
登山者が到着するたびに先に着いたみんなで拍手。
こんな雰囲気も同じ達成感をもった人があつまる山小屋ならでわ。
夕日が沈む時間だけ少し雨が上がり・・・
山小屋は室内まで赤く染まりました。
みんな1時に起床して山頂に向かうはずなのに・・・遅くまで盛り上がる山小屋。