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- 【東京】イタリアン
以前、bacarの石井シェフと渋谷で気軽に白トリュフが食べれる店はないのかという話になり・・
バカールのスグ近くにあるこの店を紹介してくれました。
いやあ・・しかし衝撃的な店でした。
オステリア アッサイ (OSTERIA ASSAI)
もう久々のファイブスター!
そして今年のさぷら伊豆オブザイヤー有力候補でしょう!!!
カウンター5席、テーブル8席のかわいらしくもこじんまりとした店を切り盛りするのは失礼ながらも素朴な出で立ち大人しそうなシェフひとりだけ。
オペレーションに不安がありましたが、その逆。
早食いのボクですが心地の良いタイミングでどんどん出してくれます。スゴイのひとこと。
石垣鯛のカルパッチョ 2400円
引き締まった白身の食感と甘みに酸味と甘さがフレッシュなトマト。
こりゃあ上等なカルパッチョです。
トリュフのオムレツ 2000円
一番期待している白トリュフの前に黒トリュフも。
香ばしさは皿からはみ出すように拡散。無骨なオムレツとの相性はもう涙が出そう。
そして・・・今回一番食べたかった・・・
白トリュフのリゾット半熟卵のせ 8000円
もう・・何なんでしょうか!?
この白トリュフの量と迫力の香り!!!
間違いなく今年食べた中で一番旨いしこのメニューひとつでファイブスターを決定☆
半熟タマゴを最初からグチャグチャにして混ぜ混ぜして完璧なアルデンテの米、まったりと濃厚ではあるが飽きないチーズ。
ここまで黒トリュフとの違いを明らかにわかったのは初めてだし何よりコレを喰って旨いと思わない人はこの世にいないだろうと思える。
失礼だが、ドンブリ茶碗いっぱいにこのリゾットを入れ箸で口にかきこむように喰ったらもう死んでもいいんじゃないかと。それぐらいの迫力。
ハジメテbacarのバーニャカウダを食べたときくらいの衝撃。
トマトとモッツァレラチーズのタリアテッレ 2200円
ここまで酸味が楽しいと思えるトマトソースにはじめて出会った。
酸味を引き立てるためにチーズやタリアテッレがあると言っても過言じゃなかろう。
蝦夷鹿のロースト 4300円
この大きさと厚み・・・スゴイボリュームです。
外は多少焦がすようにローストしてあるものの、切ってみれば刺身?と思える位の色。
しかししっかり温かい。火を通さないやわらかさを楽しみながら甘さを引き立てるような温度。
そしてローストした柿と一緒に食べると甘さで肉の旨味が出るわ出るわ。
ワインもリーズナブルな値段で美味しいものばかりでした。
フランクにかしこまらずにちょっとつまみながらワインを呑む感じもイイですね~
それに素朴で誠実そうなシェフの人柄もマッチしていると思います。
直前に予約して入りましたがボク以外は1組のカップルだけしかいませんでした。
が・・・間違いなく今後混雑する店になる。そんな雰囲気をひしひしと感じました。
ボクにとってのナンバーワンイタリアンになりました。
最高な店です。