いよいよ最終日。まとめちゃったので長くなります。
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期待していた村からのマナスルも今回は顔を出してくれませんでした。
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毎日3食、全員の分を近所のお母さんたちが協力して作ってくれました。
ほんとありがとう。
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恐れていた水牛の乳を混ぜたご飯は今回は無かったし、もっと恐れていたお替り攻撃も・・
たくさんいたお蔭で分散されて助かりました(笑)
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食事を終えたら一仕事!
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前回同様、村人たちはニヤニヤ笑っています。
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瓦礫清掃の時はそんなことなかったんだけど・・
やはり日本人が農作業をしているのが可笑しくて仕方がないようです。
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たぶんヘッピリ腰だからでしょうか・・さまになってないんでしょうね。
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ワタクシ・・去年体験済みですので・・村の女性がカゴを軽々と持っていてもカナリ重いことを知っています。
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気を抜くと首を後ろにへし折られる感じです。
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去年と同じ9月。とうもろこしの収穫です。
小さいものも虫が喰ったものも大切に食すので全て刈り取ります。
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今日は昨日と違って危険が少ないため和気あいあいとした雰囲気。
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雨が降ってきたので途中で終了。
雨に濡れたまま刈り取ると良くないみたいです。
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なんだろうか・・去年も同じだったんだけどめちゃめちゃテンションが上がるんです。
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雨に濡れないように小屋の中に収納。
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ココでダニか南京虫に喰われたんだけど今でも治りません。
お母さん大丈夫なんでしょうか?
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そして二階に登って皮むき。
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むいた皮もヤギのエサになるので縛って乾かします。
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皮をむいた後は扉を閉めてハシゴをずらして・・
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鍵かけてるけど・・・
意味なくね?
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昨日から作り始めた家もここまできました。
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みんなイイ笑顔。
目的のハッキリしている作業を仲間と共有する楽しさ。
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葉っぱひっかかってますよ!
って言ったら違くて香りがいいからつけてるんだとのコト。
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この後、ランチを食べたらお別れです。
お父さん・・・この笑顔に何度ウルウルきたことか・・
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お母さん・・お婆ちゃん・・
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髪の毛の中の南京虫を取ってる最中で照れくさそうでした(笑)
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いい笑顔だよなぁ。
シャイなんだけどちょっと人懐っこくて柔らかい笑顔。
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志村けんネタは今のところウケない国はありません。
偉大です。あの人。
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最後の食事。
今回全部旨かった。ほんとパトレ村の飯は旨い。
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最後だったのでススメられた唐辛子・・・
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一番辛い種の部分を上手く避けたつもりが何個かかみしめちゃってやはり悶絶。
しかもまたトイレの時、ちんちん触っちゃって倍に腫れ上がった感覚でした。
見てみたらやはりいつものカワイイ奴がナマステしてましたが・・
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そしてボランティア証明書もいただいちゃいました。
と・・・ココまではいつもの笑いで盛り上がってたんですが・・
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日本人メンバーひとりひとりからメッセージを伝えると・・もう涙涙で・・
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ワタクシ・・不覚にも最初に泣いちゃいまして・・
みんなを泣かせた形になっちゃって・・すんません・・
つか今書いてても思い出してウルウルです。
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今回は短かったけどこんなに元気に歓迎してくれて・・
自分たちの代々住んでた場所や大切にしていた家畜を失ったりして地震から5か月経っても新しい家に入れる目どさえ立っていなくて、つらいことも多いでしょうし不都合も多いと思いますし・・
と思うとこみ上げてくるものを抑えられませんでした。
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1年前に初めて来た村、パトレ村。
その7か月後に大地震により大きな被害に会いました。
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いつかまた来たいと思っていた村ですがまさか1年後にまた来ることになるとは思いませんでした。
日本に届くニュースは最初だけ。
その後のネパールの状況はインターネットを調べてもボランティア活動が少々記事にあるくらいです。
パトレ村の状況などまったくわかりません。

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地震から1か月後、風の旅行社で今回の日本人ガイド竹嶋さんがパトレ村を訪れレポートをまとめてくれました。
そこには死者はいなかったもののホトンドの建物が全壊または半壊とありました。
そしてこの企画をたててくださり申し込みをしました。
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パトレ村には2泊3日と聞いて思いつくこと、出来ることはやはり元気づけること。
これがヤリたい。そう思ってパトレ村に挑みました。
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逆でした。
去年同様元気づけられましたし去年同様たくさんのコトを学ばせてもらいました。
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この後、カトマンズに向かうのですが都市部に近づくにつれて大人も子供もパトレ村で見た様な魅力は薄れていきます。
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カトマンズの繁華街タメル地区で散策しましたが子供ふたりに囲まれ腕をつかまれしつこくチョコレートを連呼されました。
パトレ村ではありえないことです。
その後、売ってはいけないものをボクに売ろうとする大人。
これもパトレ村ではありえないことです。
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都市部に行けば行くほどお金が必要になり、都市部に行けば行くほど貧しい人が増えていくんです。
パトレ村はネパールでも田舎で震災の援助も復旧も遅れていますが豊かで気品に溢れています。
思いやりがあります。自分だけのことに精いっぱいな人種にはなっていません。コンナ状況下でも。
豊かさを共有し分かち合っているからだと思います。
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震災を通じてより浮き彫りになったパトレ村の村人の心。
サッカーグランドという名前の子供たちの希望。
自分が豊かに幸せになろうと思ってもまず自分を優先させていたら何にもならないということ。
たくさんの物事を見させてもらいました。考えさせてもらいました。
そんな思いを込めてひとりひとりにフェリベトウラ(また会いましょう)と伝えました。