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- 【成都旅行】2017.1
パンダのボランティアを通じて触れ合うことができると知り直前にツアーを申し込むことにしました。
そのツアー代金なんと43000円。
パンダとの写真撮影は別料金で20秒の撮影で1800元(約28800円)
総額・・70000円以上。
ホテルと航空代金の総額53000円を超えています。
半日でこのツアー代金は、わたくしもちろん初めて。
ツアーとはいえ名目はボランティア。
つなぎと手袋を渡され作業員になります。
一緒になったのは地元の学生団体がほとんど。
大学の体験学習的な感じでしょう。
でも一人大柄なオーストラリア男性一人がいて・・
留学生だそうです。
そして・・代金を支払って一ヶ月毎日来ているそうです。変態です。
まずは食い散らかした笹の残りを片付けます。
パンダ様のためです。
パンダ様のためなら何でもしますよ私。
ウンチだって拾います。
さすが・・笹と野菜だけしか食ってないとあって顔を近づけても無臭。
スカトロマニアが言っていてことは本当でした。
変態オーストラリア男性が毎日やってるだけあって慣れている。
手分けしてどんどん綺麗になる。
水を巻いたら
小屋のお掃除。
日本人代表ですから。
毛の一本残さず完璧な仕上がりを目指します。
こいつは笹を食ってるだけ。
必死で掃除しまくるも・・
寝転んで笹を食い続ける・・
そして一緒に写真撮影する代金を払ったものだけが呼ばれます。
ボランティアしなくてもこれだけ参加することもできるようです。
20秒間必死でコミュニケーション取ろうとするも・・
ただただ笹を食い続けるパンダ
彼は雅星(ヤーシー)くん。
雅安のスターとなって欲しいという意味だそうです。
笹を食ってるだけで世話もしてもらいチヤホヤされる彼になりたい・・
必死で働いたあと居酒屋に行って女の子に話しかけると気持ちワルがられるワタクシ・・
格差社会を感じました。
でも、彼のゆっくりとした動きとつぶらな瞳、ぬいぐるみのようなフッカフカに癒されまくりでした。
そのあとは餌やり。
俺より先にランチ。
体が大きいだけあって食う量もすごい。
肉食ってないのにこの体。
遠足の子供たちも来ていました。
お揃いのパンダスーツが可愛いですね。
ここで午前中の作業は終了。
ランチタイムです。
こういうところのビュッフェってあんま美味しく無いんですけど・・
さすが成都。結構イケる。
腹減ってクタクタだったのもあるけど。
パンダの保護に関する内容の動画を見てから・・
新しい笹の用意。
そして掃除。
餌やり。
少し時間があったのでパンダを眺めました。
たくさんのパンダ。
見ていて飽きないんですが・・
その理由はパンダは全員性格がぜんっぜん違うからです。
人間と全く同じ。
ガツガツ食い続けるパンダ、ゆっくり食べ続けるパンダ。
寝続けるパンダ、走り回るパンダ。
愛想のいいパンダ、悪いパンダ。
痩せてるパンダ、太ってるパンダ。
パンダは昔も今も平和の象徴。
中国では昔、戦争を終わらせたいときはパンダの毛皮を敵軍に送ったそうです。
この姿を見て好戦的になる人はいません。
そして新卒でこちらに来てまだ6ヶ月の可愛い担当の女の子が大きな声で
チンチーン!ビンビーン!
チンチーン!ビンビーン!
チンチーン!ビンビーン!
この連呼にシャイなわたくしは顔を真っ赤にしてしまいました。
こんな可愛い笑顔でこんな大きな声で言われることは一生ないと思っていたからです。
双子のチンチンとビンビン。
聞けば日本のパンダ保護団体が名付けたそうです。
完全なる変態団体です。何を考えてるんでしょうか。
広い場所でもずっと一緒にいる仲のいい双子のチンチンとビンビン。
そうチンチンビンビン。
こんな愛らしいチンチンとビンビンにチンチンとビンビンなんて名前をつけるなんて許せません。
だってチンチンとビンビンなんですよ。
またはビンビンとチンチンですよ。
最後は餌の焼きパンケーキを作ります。
可愛くできたので担当の女の子に見せると笑顔でパンダは生まれつきの近視で細かいものは何も見えませんと言われました。
最後はその子にボランティア証明書をいただきてフィニッシュ。
この日の食事の回数は減ってしまいましたがたくさんのパンダに囲まれて幸せな時間でした。