2014の、さぷら伊豆グルメオブザイヤー。
ついに5年の時を経て2回目の上陸です。
DSC09028
たくまんま
DSC09030
前回、http://www.okamooo.jp/archives/8268087.html
スペシャルすぎるメニュー構成でいただき大反響でした。
しかしながらスペシャルすぎるが故に、ボクと一緒に行かないとこういうのは食べれないんですよね?
的なコメントも多く頂戴しました。
DSC09063
なので今回あえて、通常の・・
きままコース 5000円
を注文しこのコースでいかに満足できるのかをお伝えしたいと思いました。
想像を絶する内容に驚いてください。
ビール一杯に日本酒しこたま飲んでも1万円でお釣り来ました。
DSC09033
まず・・もう・・ビールから凄い。
極上生ビールアワード3年連続受賞の実力。
生ビールに黒ビールの泡を注ぎ込むオーロラという飲み方。
ビールの旨味に黒ビールの泡のコク。
5年の月日が更に彼をパワーアップさせていることがこれだけで・・・
DSC09035
1/12から熟成させたヤズ(ブリの子を九州ではこう呼ぶ)
ゆず練りとフランス産のクリームチーズ、そしてヤズ の皮をのせる。
DSC09043
ブリの尻尾との付け根の部分。
ここを火で炙るとなんとびっくり・・完全に炙り豚足の味。
しかも皮目の香ばしさも加わって絶品ビールのおつまみ。
DSC09045
右は糸島野菜
そして熊本プレミアム黒毛和牛の和王のローストビーフ
タコ墨には美人奥様イヨちゃんが作った自家製セサミクラッカー、博多ごぼうなどなど。
こういったおつまみに対しても一切手抜きなしどころか攻めまくり!
DSC09048
唎酒師の上級資格、酒匠を取得したタクちゃんの日本酒セレクトはもちろんこの店の最大のウェポンだが・・
それと並ぶのがこの美人奥様イヨちゃん。
可愛いし優しくて大好きです。
DSC09051
今回、安いけど美味しい日本酒だけを料理に合わせてというオーダーです。
ペアリングに関しても日本酒そのもののセレクトに関しても100点満点で5億点くらいです。
DSC09053
豪華お造り。これが5000円のコースにつくんですよ!
DSC09061
1/30から熟成させた五島のイサキ
DSC09054
たった5年で・・この店以上に魚の熟成にたけた店や人を知りません。
素材の旨味を丁寧に時間をかけて作り上げる素材愛。
伝わってきます。
DSC09055
イワシに添えられているのはこれまた熟成させた大葉のヅケ。
イワシと一緒にいただくんですが熟成が完成したものをと途中過程のものを食べ比べさせてくれました。
深みが全然違います。
好みによって熟成期間を選んで食べるのも楽しいかと。
DSC09056
イワシ、鮭でいうとハラモの部分。
DSC09057
真鯖はまだ脂がのってないと言いますが博多名物ゴマサバで。
逆に刺身感が強く美味しいかと。
DSC09058
味付け用のタレもイサキとキンキの内臓酒盗とこだわってますが・・
これそのまま日本酒のつまみとしても最高。
DSC09064
前回のタクちゃん29歳。
現在34歳。
一番脂ノリノリなのは実はタクちゃん。
DSC09067
ゆっくり静かに飲みたいと思っている人からは喋りすぎと言われることもあると言います。
そりゃそうでしょう。
でも彼の喋りは何一つ自慢話もなければ料理に関係ない話もない。
目の前の料理を美味しく楽しんでもらいたいという彼の情熱の表れ。
DSC09068
もしボクが常にゆっくり静かに飲みたいと思う人間であったとしても彼の話は聞きたい。
たくまんまに来た時だけくらいはこういう飲み方をしてもいいんじゃないかと思う。
もちろん人それぞれのスタイルは尊重したいが・・
個人的には彼に巻き込まれることをオススメはしたい。
DSC09070
なんと、2年熟成のブリ。
DSC09072
軽く炙っていただく。
DSC09073
熟成の短いブリとの比較も。
こういった彼の気遣いで食材に対する知識が入る。
知識は食材を美味しくする。
食材を生かすも殺すも食べる側の喜びの度合い次第だ。
DSC09075
生鯨のウネ
炙りと刺身で。
刺身の方は極上の馬刺しに近い味。
DSC09080
白石のレンコン
DSC09082
自家製松前漬けはあえて粘りを強めずおつまみとして。
DSC09086
衝撃だった5年前、更にたくまんまは進化していました。
それも更に驚くほどに。
DSC09088
それでもまだ若干34歳。
今はなきフレンチ、バカール以来2度目の言葉をこのブログで使いたくなりました。
末恐ろしい存在です。 

たくまんま創作料理 / 博多駅祇園駅
夜総合点★★★★★ 5.0