
自分の好みのもの、自分が美味しいと思うものを食べることへの興味は薄く・・
まだ知らない味、好みではないと思っていたけど驚かされたりすることへの興味は強いんじゃないかと思っています。

TAMOTSU (タモツ)

今月OPENした昼はラーメン、夜は創作居酒屋の店。
とはいっても・・店内はずいぶんオシャレだし働く女性はモデルさんかと思うくらいキレイだ。

カウンター中央で存在感を放つのが巨大な羽釜。
コノ当りにお金を投資するのは趣味に生きる人間だ。

メニューはOPENしたてということで少なめになっています。
でもベースから100円を追加するごとにかなりお得な内容になっています。

店長さんは関西弁ということもあってか少し押しが強い印象。
でも食べてみればそのギャップを見事に感じました。

香(飯付き) 1080円

丁寧に盛られていますがボリュームがあります。
まず、和風だしが繊細で味が薄め。
まったくもって好みではないんですが、なんだろうか・・店長さんが好きな味を出しているんだろうなぁというのが伝わってきて心地がいい。

説明どおり、黒胡椒・花椒・ラー油・七味をふっていくと徐々に好みへと寄ってくる。

ナムルも韓国風ではなく和出汁で味薄め。
これも好みではないにせよ、店長さんの好みだということは伝わってくる。

でも塩たまごだけはボクのドストライク。
やわらかな味にして固ゆでたまご。
しかし絶妙な火加減で固まっていない。
好きなものを食べても発見は少ないけど、こういうランチはなぜだか満足度が高い。
共通点が少ないひとほど会いたくなるのと同じことのような気がしました。