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佐渡島旅行2日目の朝です。
毎日5時起きです。

この日は天気予報があまりよくなかったんですが、実際そうでした。
風が強く雨が降ったりやんだりを繰り返し、曇り空がほどんど。

それでも初日に見つけたポイントに車を泊め、6時からトキを待つ。
この時期、トキは6時半にネグラから出て来るようです。

トキはよく整備された里山だけにいました。
うっそうと木が茂った林などには入りません。
ネグラも里山の目の前の木の上に留まるだけで、直接田んぼに入り食べ物を探し、田んぼを渡り飛ぶ。
そしてネグラに帰る。

要は、原生林のような自然にできた自然を好まず、人が作った場所を好むわけです。
更に、稲を刈り取った後の田んぼには通常水は入れません、
でもトキのために水を再度入れた田んぼに入り、
ザリガニなどの甲殻類やドジョウを食べる姿を見ました。

田んぼに農薬を使ってしまってはトキの食べ物になるものは住めません。
だから佐渡島は古くから農薬を使わない田んぼの土壌が多い。
佐渡島は例えると巨大なバードフィーダー。
野生でありながら野生ではない不思議な存在の野鳥、トキ。

里山と野生動物の共存するカタチ、そのひとつなんだと感じました。
一度絶滅してしまった野鳥を、美しい色で優雅に飛ぶ光景をまた見たいという人間の思いが、いいことか悪いことかは別にして実現達成された姿が佐渡島にはありました。

朝食は時間が早すぎてどこもOPENしていないのでフェリーターミナルに

マサニコーヒー (maSani coffee)

佐渡島で6時OPENとか奇跡でしかないです。

雨が強くなり、ここではゆっくりしました。
広々としていて居心地もいい。

ツナマヨとタマゴのホットサンドドリンクセット 500円

雨もやまないので、ここからは少し観光に。

北沢浮遊選鉱場

もう少し頑張って写真が撮りたくなる被写体なんですが、
何しろ風も雨も強くなって外に出てられない。

たまらず近くでランチの店を探すことにしました。