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- 【東京】焼き鳥・ヤキトン
読者さんのホトンドがうらやむであろう、シマちゃんの亀有アテンドシリーズ。
美味しさ、楽しさ、安さを求めて髪の毛を切るサイクルがどんどん早まっています。
炭火のかえで
今回は亀有ではなく堀切菖蒲園に行きましょう!とのことで人生初の駅にヤッテきました。
店主は27歳の可愛い女の子、かえでちゃん。
この年齢にしてこの場所でオーナーとして基本一人でお店をキリモリ。
亀有で数々の美味しいヤキトン屋さんに連れてってくれたシマちゃん。
わざわざ移動してまでここに連れてきてくれた意味とは。
結果からすると亀有ではないのに亀有より亀有でした。
パリパリピーマンとりそぼろ 500円
連日の暑さ、お店に到着しよく冷えた生で、フレッシュなピーマンをかじる幸せ。
実はメニューを選ばずかえでちゃんに全部をオマカセ。
若いのによくわかっているなぁ・・w
レンコンのきんびら 300円
野菜のカットの厚みと温度。欲しているものを見透かされているよう。
レバーネギ塩焼 120円x4
ちょっと待ってくださいよと。
この極上レバーが120円ってw
正直こんなもん渋谷で3倍の値段で出したら激安で行列できるよと。
渋谷では最近1串100円程度の焼鳥チェーンが増えていますが・・
食べ物自体が別物。
仕入れ・カットの厚み・火入れ・・・かえでちゃんナニモノなんだと。
タン 120円
全てがかえでちゃんソノモノのような気がしました。
多くを語らないが黙々と・・というと職人タイプのように聞こえるがそれだけじゃない。
ここまで人の気づかいに敏感で最速でカラダが動く人をあまり見かけたことがない。
自分だったらこういうのが好きだからみんなに喜んでもらいたいという実直な人柄がそのまま料理になっている感じ。
もも 120円x2
極めつけがコレ。
大ぶりだがふっくら柔らかく香ばしい、そしてニンニク醤油だろうかタレがまたタマラナイ。
堀切菖蒲園の住民ってどんだけ幸せなのかと。
厚切りラム肉 250円x4
最小限で的確な味付け。お金なんて無駄に使わなくてもこれだけ出せるんだぞと心に響く味。
もつカレー煮込み 500円
カレー味のもつ煮込みは世の中に数あれど・・
こんな大きなぶつ切りのホルモンを種類をそろえてゴロゴロ入れるのって見たことがない。
食べても食べても奥歯が欲しがる。
つくね 120円x4
この大きさでふわっふわのつくねが1本120円ってw
ひとことでいえば「なんだこりゃ」w
もう比較する店すら知らない。
香ばしさに濃いめのタレ。
ジャンボフランクフルト 150円x3
デカイ・・皮のパリパリ・・ケチャップの量・・からしとの相性・・
この後、かえでちゃんが呑みに行くというので無理言って少しだけ同行させてもらいました。
流石というか、これまたディープかつ最高に楽しい店だったので次回以降にレポさせてもらいます。
かえでちゃんのお店は誰もがやってみたいと憧れるような店でした。
先日若者が大人に「やりたいことは何なの?やりたいことやればいい」と詰められている場面を見ました。自分自身が攻められているような気もしました。
この夜を通じて、人間ってヤリタイことをやれれば幸せを感じれるほど強くもないし、人に喜んでもらってようやく幸せっぽいものが感じられるのではないか。
若く言葉の少ない女の子の姿を見て、何かのかけらを学んだような気がします。