
名古屋から一宮に移動しコチラでランチです。

太田屋 本店

創業100年以上、一説には味噌煮込み発祥の店ではないかと言われているようですが・・
おかあさんは優しくも淡々とした接客、そんなことはどうでもいいっぽい。
この貫禄は、元祖だ本家だと争っている飲食店にも見習っていただきたいものだ。

メニューはうどん!のみ!
うどんは味噌煮込みうどんしかないんだから、うどんとだけ書けばいいんです。
お客さんが入ると注文も聞かずに調理場に数を伝え、後からご飯いる?などと聞いてもらえる。
味噌煮込みうどんしかないんだから。

うどん 880円 + 生玉子 80円 + 御飯 220円

山本屋本店や山本屋総本家の味噌煮込みうどんは旨い。
これは間違いないんだが、庶民の味というより、特別な日などでいただくものだ。

それに対してこちらは完全に庶民の味。
土鍋を使うわけでもなく、固いうどんでもない。
日常でさらりといただくうどん。
本来こういうものだったのかもしれないと、違う味わい方を感じた。

山本屋本店の味噌煮込みがトロやイクラだとしたら、こちらは鯵やイワシ。
どちらが上かを考える方がナンセンス。
トロやイクラは毎日食べないけどたまに食べると格別。
それを感じた味噌煮込みでした。

一宮駅に一日600円という駐車場があったので置いて名鉄で移動。

稲沢駅に到着しました。

この日、稲沢市の尾張大国霊神社 国府宮で、はだか祭が開催されていたんです。

13時に到着し、4tの大鏡餅だけで圧倒される。

この冬の中でも特に寒いこの日に・・5080人のはだか男が陣取る。

大村ちゃんのトップレスは貴重なんじゃないでしょうかw

15時スタートとされていたクライマックスは遅れ遅れて17時半に・・

眉毛以外の全ての毛をそり落とした全身無垢の神男に触れることで厄災を祓うことが出来ると信じ、
大声を挙げて神男に向かいもみ合う。
摩擦で切れることへの防止とした水がたくさんまかれ寒風にさらされる。

病院に何人も担ぎ込まれるようで、男はカラダやふんどしに電話番号や名前を記入を義務付けられる。
今回参拝者は7万5000人、女性参拝者はひとり心肺停止で亡くなったそうだ。

250年続く祭には男の本能が垣間見られました。
信じるものへの直向きな精神力、アドレナリンが覚醒する集団心理。

個々のチカラが一極集中して点になった時爆発するパワーを目の前で見ることができました。

規制され、効率化・形式化がすすむ社会で、生きているものを見つけるのは容易ではないのですが、残された人生を生きるヒントがあるような気もしました。