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- 【東京】中華・台湾

年々勢力を増し恐ろしくなっている渋谷のハロウィン。

会社近辺や神泉あたりは出歩くのが怖い。
常日頃から全世界が傷ついても僕だけは傷つきたくないと考えているので今年は渋谷を離れ退避します。

GOUKA (ゴウカ)

乃木坂と西麻布の間。駅もなく静かに過ごせそうです。

本日のおまかせ 10000円 + 消費税 + サービス料

豪火前菜盛り合わせ

アオリイカと新銀杏のネギソース

モッチモチのアオリイカと新銀杏を香ばしくゴゲメをつけてからのネギソース
極上なんじゃないでしょうか。

筋子の紹興酒漬け

筋子って紹興酒に漬け込んだだけでこんなに濃厚になるんですか?
の問いに一工夫のアイデアを期待したんですが・・・
はい!
と元気よく回答いただきました。
マジで??

しめじ金華ハムの焼きおこわ

クラゲ
太くて弾力ある食感にほんのりとからしの香り、パクチーでまとめています。

蒸し鮑・大海老・活鱧・冬瓜 澄ましアン仕立て

大好物の冬瓜

分厚い大海老

香ばしい鱧

鮑、そして・・

鮑の裏

高級店なので上品に汁の最後の一滴まで。
一つ上をゆくテーブルマナーを披露。

伝助アナゴ・秋茄子・加賀蓮根

秋茄子はトロ茄子とゼブラ茄子
豆豉で味付けされ食感と味わいを食べ比べ

自信に満ち溢れた感が全くない控えめな感じのシェフですがこの仕上がりは見事。

黒酢の酢豚

大きな酢豚なのでナイフを入れると・・閉じ込められた肉汁が大洪水。
肉が白っぽくなく深い色を帯びています。

完全放牧の蝦夷豚とのことでフレッシュで健康的な味わい。

咸魚・中国漬物・干貝柱の焼き飯 お茶漬け仕立て

そのまま食べると、中国の塩漬けの魚・咸魚と天然まいたけが香ばしく感じます。

ここへ京都の茎茶(カリガネ)を注げば・・

出汁出まくり。干し貝柱・干し海老など複雑にお茶の味を変えオクラのとろみ少々。

この汁を・・口の両脇からこぼしてしまったことは悔やまれます。

ベースとなる中華の高い調理技術を持ちつつも日本の四季の食材を織り込み、驚きで楽しませてくれる中華でした。
入り口は非常に重厚で入りにくさを感じますが然程の堅苦しさもなく雰囲気もいい。
この日はあまりお客さんが入っていませんでしたが有名雑誌などに取り上げられたら、かなり注目される店になるポテンシャルを十分に秘めています。

京都の茎茶(カリガネ)が美味しくお代わりをいただき余韻を楽しみました。