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- 【東京】エスニック

ネパール料理として食べるもので多いものに二種類あると感じています。
一つはアチャールなどの漬物、ピクルスを中心としたダルバートと呼ばれる定食
これはタカリ族の料理。
そしてもう一つ、おもてなし料理というか宮廷料理っぽさを感じるネワール族の料理です。

その二つの文字が刻まれた看板のお店があったので入ってみました。

ネパール民族料理 アーガン (AANGAN)

どちらを選ぶかは迷いました。
でもこの店の雰囲気はカトマンズで舞踊を見ながらネワール族の旧家で食べる雰囲気に近い・・・

一番高いネワール族のダルバートを注文しました。
さすがは一番高額な定食。
いきなりロキシを出してくれます。
大好きなロキシですが、田舎で飲むロキシは柔らかくアルコール度数も弱めなんですが・・
カトマンズ中心部の高級店ほど洗練していてパワフル。
その味でした。
昼間っからロキシでたちまちベロンベロンです。

ネワリボジセット 1680円

タカリの定食にはご飯ですが、こちらはチウラ。日本でいう干し飯です。
フレーク状でおかずとの絡みが非常にいい。

そしておかずの種類の多さにも驚きます。
マトンも鶏肉も、もちろん骨つき。
どれもが極上の味です。
同じ新大久保にあるナングロガルの時にも書きましたが、おそらくこの二店舗の味はカトマンズで探しても見つからないほどの美味しさです。
個人的にはネパール料理の美味しい店を聞かれればこの二店舗を紹介するでしょう。
一軒に絞れと言われればこちらのアーガン。

忠実にネパール料理を再現しながらも洗練されていてかつ個性もある。
ネパール料理として今現在これ以上を求めることはありません。
超名店だと思います。
新大久保の進化が怖いくらいです。
ネパール民族料理 アーガン (ネパール料理 / 新大久保駅、大久保駅、東新宿駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0