土曜日の朝は早く起きて近所の林道に入りました。
平日は会社の始業に合わせて9時過ぎに起床するワタクシ。
週末が来るたびに起きる時間が変わるというのはチョットした苦痛を伴うんですが・・
それにもまして楽しみがあるから起きるんです。
毎年この時期のお楽しみといえば、サンコウチョウが来てくれるかどうか。
今年は去年より多くのペアが入っている気がしました。
台湾・フィリピン・スマトラ、どこに住んでいるサンコウチョウかはわかりませんが、
繁殖するために日本に来てくれる。
そして繁殖に最適な場所を当然選ぶ。
水や静かな環境、食べる虫がたくさんいる豊かな環境を選んでくれる。
野鳥を観察した直後に鶏肉をさばくというのもいいですね。
この日の夕方のために手土産を仕込みました。
ランチはカニクリームコロッケ。
鶏肉は出汁をとって余すことなくいただきました。
そして向かったのが最近頻繁に通っている
石部の棚田
この日このプロジェクト
「石部棚田水車小屋 茅葺き屋根葺き替えプロジェクト」
が終わりお披露目となりました。
美しい景観を長期にわたって保つことは容易ではなく、
棚田自体も一時は休耕もあり荒れていたようです。
棚田はいわゆる「一口オーナー制度」で一枚一枚をオーナーを募りボランティアさんの努力で復活。
景観のひとつである水車小屋の茅葺屋根もこのプロジェクトのおかげで、
この日復活となりました。
餅まきに集まった人も多く、地域や地域外からも多くの関心があったんだと驚きました。
こういった関心はエネルギーにかわり、作る側や支援する側を動かして、価値あるものを生み出すんだという現場を見たような気になりました。
ホーキング博士は宇宙が生まれる要素は、スペースとエネルギーの2つだけだと言って、ホンマカイナと思いましたが、よくわかんないけどそんな気もしました。
実行メンバーだけの打ち上げに呼んでいただけることになりました。
なんで呼んでもらえたか、わかりますか?
ボクが何度も「ボクも呼ばれてもいいんじゃない?」と押し売りしたからですw
ライトを使わず、暗くなっても月明りだけで。
みんなは明るいと言ってましたが、老眼が激しくなってきた僕はホトンド何も見えずw
ワタクシ最年長でした。
ふと海側を向けば、こんな時間が流れていました。
目で見れる静寂。
みなさんが育てた野菜などを焼いたり楽しんでいると・・
お腹が明るい・・
みんなでたくさんのホタルを眺めました。
このブログを書きながら、この時間は言葉にすればするほど無粋になっちゃう時間なんだと感じています。