道の駅したらで仮眠から覚め朝食を食べていると声をかけられ驚きました。
なんと前日情報を教えてくれた浜松のおじさんが、
「なんかさぁ心配で来ちゃったよ!遠かったでしょ?」
「教えた手前ね、いるかどうかも心配だし、ちょっと一緒に言おうかなと思って・・」
マシコを一緒に見た後、少し待ってみたけど出てこなくってスキーに行って帰る途中とのことだ。
遊び方をたくさん知っている人は1つに依存しないから失敗だと残念がることがない。
いろんなものに興味があり好奇心が強い人は新しいものへも挑戦するからいつも楽しそう。
実はボクが憧れている人やスタイルはこんな感じだ。
もうこの歳になると人から認められたり関心されることに対してどんどん無関心になってきている。
こうなってくると究極「なんだかわかんないけどあの人はいつも楽しそう」
そんなところに向かいたくなる。
後ろついて来て!
と5分でついたのが・・
おしどりの里
アリゾナに行った時に見た「ホースシューベンド」くりそつな地形。
ここは私有地で車一台300円を支払って入れる場所とのことだ。
休憩所やハイドが簡素ではあるが設置されていて、川にくるオシドリが見れる場所だと言います。
浜松のおじさんはフィルム時代から鳥の写真を撮っていてこの場所も何度か来ているようです。
気配に非常に敏感なオシドリはレンズの先が覗き穴から少しでたり、物音や声で、一羽が逃げると全てのオシドリが逃げてしまいます。一度逃げてしまうと戻るまでしばらく時間がかかる。
覗い穴からの川の風景はこんな感じ。
オシドリはこの場所に戻り始めるのは慎重で少しづつ。
以前は200羽以上のオシドリで川を埋め尽くしたと言いますが今では少なくなったようです。
入場料の金額でもわかりますが、家主はほとんどボランティア。
オシドリが来る場所を守りたいという気持ちが伝わります。
各地から共感した人たちがドングリを集めてここに送ってくると言います。
ドングリは水分を含むと川に沈み、オシドリは潜って食べるようです。
ドングリの餌付けを手伝わせてもらいました。
これも普段ボランティアの方々が無償で手伝いに来て餌付けしているとのことでした。
野鳥への餌付けに関しては、野鳥愛好家の中でかなり賛否が分かれている。
それを感じる場面をたくさん見て来ました。
釧路のタンチョウも出水のツルも餌付けなしでは絶滅していたでしょう。
もっと言えば里山に集まってくる野鳥というのは、畑や田んぼといった人工物なしでは来ない野鳥です。
これを間接的な餌付けだと非難する人もいます。であれば植林された杉の木に集まる野鳥もそうでしょう。
野鳥写真の背景に適した場所に無闇にミールワームを巻いている人も多く見ました。
色々見てきて野鳥に対する餌付けってOKかNGという分け方にはならないと感じています。
こんなの誰も決められないような状況だと思うんです。
でもその場の状況を見て、やるかやらないかを自分で決めることだと思います。
ボクはこの場所でオシドリが前のように戻って来てくれるようにドングリを送りたいと思いました。
守りたい人がいて、オシドリを見て楽しいと思う人がいて、オシドリが増えてくれたらいいと思いました。
いい場所を知りました。自分で判断することができるいい機会でした。
炭焼うな喜(うなよし)
ついに愛知県に突入、新城市でうなぎを食べることにしました。
お正月ってやっぱりお寿司屋や鰻屋はOPENしてるんですね。
ボクはうなぎを含めて関東風・関西風の境は天竜川であると思うことが多いです。
中山道も東海道も東京と京都のど真ん中。
両方が交わる場所。
鰻重(上) 3850円
鰻丼 2090円
やっぱりこのタイプが好きなんだな。
歯をあてるとパリッ、焼かれていて香ばしい。
それでいて身は柔らかい。醤油も美味しいです。
どんな魚も肉もいろいろな調理方法で食べるにも関わらず、うなぎって意外と同じ食べ方ばかりです。
その中に関西風・関東風があることでバリエーションが生まれる。
中間的なものも存在している。
幅の小さい違いですがここを楽しみたい。
鮮やかな色の山椒でしたが、香りもフレッシュで美味しかったです。
都会に比べて1.5割くらい安いのもいいですね。