- カテゴリ:
- 【質問への回答】
(11)旅館と別荘
別荘やキャンプ場の土地を聞かれ答えたときに何度も「かりたお金とはいえそれだけの金額があれば毎週イイ旅館に何回泊まれることか」
と言われたことがあります。その通りです。かりた金額を足せば900万円。一泊3万円の高級旅館に300回宿泊できます。
1年に週末は50回ありますから毎週高級旅館にかかさず泊まっても6年間ズーッと宿泊できるわけです。
凄いですね。無茶苦茶な贅沢です。
確かに何度も書いたように週末は都会から逃げ出してストレスを減らすことは出来そうです。
この違いってテトリスとドラクエの違いだと思ってます。
毎回高級旅館に宿泊するのってテトリスだと思うんです。思い出は残るかもしれないけど基本的には次も1からの遊びです。
キャンプ場や別荘はドラクエです。セーブできるんです。自分好みの場所を作ったり成長すると次はその時点からのスタート。
どちらかだけだと飽きるんです。どっちもってのが理想ですが・・
毎週高級旅館にばかり泊まっていたらモテナサレル事が当たり前に成ってきて段々工夫もしないのに文句ばかりタレル性格になりそう。
(12)自然
キャンプ場のテーマが自然にあるのでよく自然が好きな人、アウトドア派といわれることが増えてきましたがそれほどでもないです。
嫌いじゃないにしても自然自体は特に好きではありませんしエコのこともたいして考えてないです。
自然も幸せの沸点を下げる材料のひとつなのかもしれません。
人見知りな性格ゆえ人に囲まれると逃げたくなる。しかし自然の中で孤独だと人に会いたくなる。
こんな中途半端な性格ですから自然の中に居ると「人」の魅力をより感じるようになったんです。
いつも人ばかりの都会で酒を呑んでたときには考えなかったくらいに。
キャンプ場では正月やGWには多くの人が集まるようになりました。最近慣れてきたとはいえ最後のほうはグッタリしそうになります。
でも東京に戻る日が決まっています。そうすると最後の最後までこのフィールドを楽しんでやろうという意欲がわきます。
ボクにとってはドチラも失ってはいけない場所なのかもしれません。
確かに生きているうちに自分のまわりから自然がなくなることはないし普遍的なものである自然とは上手く付き合う必要があるのかもしれません。
けど自然の良さを無理やり知ろうとするんではなく自然なかたちで自然をアイテムとして利用するかたちになった今はありがたいものだと思っています。
都会を体験することで自然の良い部分が見れるようになったし、自然を体験することで都会の良い部分が見れるようになったと思うんです。
(13)旅行
お盆に限らず5日間夏休みがもらえる会社なのでその時に長期の旅行をしています。
9月に3連休が二週続くのでその時に使うと長い休暇になるという理由でその時期に使うことが多いと思います。
貧乏学生が27歳まで続いたので海外に限らずあまり国内にさえ旅行の経験がありませんでした。
それが今の会社に入ってから社員旅行に連れて行ってもらえるようになり海外の新鮮さを感じ海外旅行は毎年1回は行くようになりました。
さぷら伊豆を書き始めてからもインド・スペイン・パプアニューギニア・ボルネオ島・北海道ツーリング・ネパールで長期の休暇を使いました。
毎回行くたびに新たな考え方を教わります。
ドコが一番良かったか?という質問が多い気がします。気取るわけじゃないですが本当に1番とかないですし順番さえもないです。
インドは良く価値観が変わるといいますがそんなのは嘘っぱちで一番の印象はインド人が多かった(笑)だけどガイドさんの自宅に招いてくれた時間は至福だった。
スペインじゃ祭で大金スられてたいへんだったけどあの祭の独特な雰囲気、人間のエネルギーを目の当たりにした。
PNGでの小さな村めぐりは今思い出しても夢の中を歩いているようなフワフワとした感じ。
ボルネオじゃモノホンの初ジャングル。キナバル登山も高山病と事前から戦って人生で初めて努力して達成したことじゃないかな。
北海道ツーリングは人生で初めて旅行じゃない旅をしたと思った。自由な時間の使い方あってこその旅。
ネパールでは初のホームステイで喜怒哀楽全部を感じた。3泊も同じ家庭にいれたから楽しいだけの旅行にならずにすんだ。
飽きっぽいからこそ「新鮮」を求めるんだけど伊豆に週末行くようになってから「好奇心」というものが爆発し続けていると思う。
ドコへ行くにしてもドコで生活するにしても「元気」と「好奇心」だけは気合を入れて爆発させたい。
逆にドコへ行くにしてもドコで生活するにしても「元気」と「好奇心」がなければ何をしても同じ。
行動に費やした時間やお金というものは少しモッタイナイ感じになってしまうんじゃないかと思う。
(14)伊豆
伊豆ってどんなトコ?って聞かれてヒトコトじゃ答えられないほど色々な事を感じています。
都会から旅行地として見た時にどんな場所に魅力を感じるのか。そこを考えると・・
海や山を中心に独特の変化のある地形が走れば走るほど広がる景色。
陰気な感じではなく気さくに色んな話を聞かせてくれる人柄。
地元でしか食べられない食材、または地元でしか食べられない調理方法の料理。
コレを求めてる人多いんじゃないでしょうか?つか僕がそうです。
伊豆にはこれプラス一周するのに大きすぎない小さすぎない広さ、「伊豆」というブランド力、温泉、どの街も特色がある。
と・・ここまで伊豆は楽園だなんて書き方をしていますがそうでない部分もあります。
良くも悪くも観光地で割高になってしまうものも多いです。全体的にいうと言いづらいけどガソリンも高いです。海鮮丼も驚く金額だったりするトコあります。
駅前に限って言えばシャッター閉まってる商店街多いです。
後最近絶景スポットにコンビニやドラッグストアなどが新規で立ち並び非日常的な旅行を求めるにはかなり車を走らせないとたどり着かない気もします。
特に伊豆で電車で行って楽しむコースを求められる時に本当に困ります。
伊豆で無ければレンタルサイクルなんかで回るのもいいでしょうが伊豆は自転車なんか専門で鍛えている人くらいしか走れません。
やはりレンタカーを駅でかりて回らないと他とは違う「伊豆」を感じるのはムツカシイんじゃないかと思います。
かといってありきたりなバスツアー以外に連れて行ってくれるような企画もあまり見当たらない。
人に関して言えば、やはり他の土地と同じで海の人はセッカチで山の人はオットリしている印象です。
全体的には少しノンビリ気味といったところでしょうか。東京基準で言えばの話ですが。
伊豆ならではといえば夫婦で商売している店が多いんですが、両方とも良くシャベル。これは他の土地ではなかなかないですね。
僕が好きになった理由は最初は島っぽい地形。たまたま海で行かなくとも少しつながっているから車で行ける島。
そして食。地元の食材を本当に誇りもって丁寧に扱い季節も感じる料理にしてくれる人が居る。
ワサビやみかんなど伊豆ならではの地形を生かした食材も多い。
最後は人です。初対面からOPENに惜しげもなく気取らず色んなことを教えてくれる。そして人なつっこい。
伊豆とはまだまだ長いお付き合いになりそうです。
(15)グルメブログを書き続けること
書き始めた頃は伊豆の飲食店を紹介する意味合いで平日東京で食べたものもオマケ的に書くブログ、と先にも書きましたが。
最近伊豆じゃラーメンばかりで伊豆の食材なんて飲食店ではメッキリ食べることも少なくなりました。
飽きたのか?といわれればそういう訳じゃないです。
伊豆への往復は渋滞を避け遅い時間になります。その時間に営業していて酒を呑まずに飯が喰えるのがラーメン中心になってしまったのです。
伊豆での週末はキャンプ場で過ごすので基本外食にはなりません。
それじゃ最初の意味合いと変わってきているのでヤメたほうがいいんじゃないかとも思いました。または違うブログにしちゃったほうがいいんじゃないかとも思いました。
そのあたりまだ検討中なんですが毎日のクセになっているので書いているというのがホントのとこかもしれません。
それと読んでくれる人がいる限り説得力があるブログを書かなきゃなぁと思っています。
この説得力というのが自分にとっては実は大事です。
まず公平でなければなりません。当然ですがどこかに極端に肩入れしてしまったりどこかをイジメてやろうなんて個人的な感情が入ってしまったら説得力の崩壊です。
次に当たり前ですが自腹で喰わなければなりません。領収書を切ったりスポンサーがいるようじゃ公平に書ける訳がない。
そして書きたくないことは書かない、書きたいことは書けるブログであること。誰だって「好みじゃない」なんて書きたくないですよ。
その店もう行けませんし、知り合いの親類だったら嫌な思いをするだけです。でも正直書けないのなら行かない。書いても味に触れない。これに限ると思ってます。
コレラが出来ないで美味しいものを食べたときにその店だけUPしているようじゃただの「自慢ブログ」とうつってしまって当然だし説得力などあるわけが無いと思う。
完全に出来ているかと聞かれれば完全とは答えません。だけどそれに近づくようには気持ちを常に保てています。
こういう事を書く、というよりこういうことは書かないというキメ事があるから続いてるってのもあるかもしれません。