【北海道車上テント旅行】2021.9
2021年10月15日00:17
2021年10月08日13:53
<北海道車上テント旅行>2021.7.17-27
0日目 大洗苫小牧フェリーさんふらわあだいせつ
1日目 苫小牧・富良野・美瑛
2日目 旭岳・層雲峡
3日目 黒岳・能取湖
4日目 津別峠・鮭の遡上
5日目 鮭釣り・シマフクロウ
6日目 ヒグマ・花咲ガニ
7日目 野付半島・摩周温泉
8日目 ナイタイ牧場・千歳水族館
9日目 苫小牧八戸シルバープリンセス・檜原湖
10日目 前沢曲家集落
2021年10月08日13:32
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旅行に行ってきたという話をよく聞きます。
そのほとんどが、景色が良く美味しいものが食べれる旅館に泊まって温泉に入る。
といったものです。
日本にはホスピタリティに優れ何の工夫もせずに行くだけで満足ができる宿がたくさんあります。
毎日働く人にとっての休息としての文化が成熟しているなぁと感じています。
自分自身、料理・景観・ホスピタリティ・温泉といったものをプロが提供する場所に行き、
伊豆での週末を豊かにするアイデアをたくさん学んできました。
1泊や2泊で都会や仕事から逃げることができる時間をたくさん経験しました。
そんな中、思うところがあったのが2015年の年末から正月にかけての7日間。
ふるさと納税を使い毎日高級旅館で宿泊し移動しながら観光した九州北部一周旅行です。
通常1泊や2泊でするような旅行を1週間続けてみたんです。
九州の田舎というのは景観に富み、素晴らしい高級温泉宿がたくさんありました。
料理に至っては各地域の特色もありながら美食の極みのオンパレードです。
大満足であっただけにもうこれ以上を探そうという意欲がないことを感じました。
一言で言えばヤリスギました。
旅館に泊まらない、おもてなしを受けない旅行をしてみたいと思うようになったのもこの時期からです。
そしてこのコロナ騒動。
ここぞとばかりGWに車をカスタムして今回の旅行に至ったわけです。
せかっく旅館をはぶいて自由な時間が増えるのなら・・
と思いついたのがお仕事とは真逆なことを増やして非日常を感じたいというものです。
毎日が予想が不能で死の危険と隣り合わせの仕事もあるので一概には言えませんが・・
ボクの仕事は生産性を最優先に企画し失敗しないことが最優先のスケジュールを立て
そのスケジュールを乱すことなく計画通りの結果を出すことです。
あえて堅苦しい書き方をしましたがお仕事ってだいたいこんなもんです。
であるならばボクが望んでいる旅行は
生産性を求めず、失敗を恐れず、スケジュールを乱すこともあり。
要は、思いつきでイキアタリバッタリだから失敗ばかりだねって旅行なんじゃないかと思いました。
当然、長年のお仕事がカラダに染みついているからできるわけがないんですが出来る限り意識してみようじゃないかと。
今振り返ってみるとそれは全て自分の責任で動けたことがよかったんじゃないかと思います。
あの旅館がどうだったとかあの店の味はどうだとか上から目線で評論することは当然ありません。
極端な話なにもしない1日があってもいい状態なので1日を楽しめるかどうかは自分次第。
これが楽しかったんですね。
特に次が決まっていることは帰って仕事復帰の時間くらいなんで楽しければ居続けてもいいし移動したければ移動すればいい。
一瞬アタマをよぎったのがもしこの状態で仕事復帰する日時さえ決まっていなくて帰る日が完全に未定ということになれば・・
これは「旅行」ではなく、まだ未経験で憧れている「旅」にあたるんじゃないかということです。
もちろんそうではないのでまぎれもなく「観光旅行」なんですが、これでも今後またこんな観光旅行ができたらと思っています。
今回の旅行では自分が初めて経験してみることを紹介することで旅館旅行以外の選択肢の一つとして見てもらいたいと思いながら書きました。
なので普段とらないような写真や金額を書いてみたりもしました。
もしこれを見てハジメテ行ってみましたという人がひとりでもいたらと思います。
最後に・・
この11日間「楽しい」ってなんだろうと
考えたことや頭に浮かんだ言葉がたくさんありました。
自分ではヒトコトで書くのが難しいので引用させてもらうと・・
中島らも>教養とは時間をつぶせる技術
澁澤龍彦>快楽と安定は共存しない
森岡正博>僕たちは快適さと快楽にまみれながら滅亡への道をひた走っている
養老孟司>自分が死ぬことは考えなくていい
同じ場所や時間にいても退屈な人と楽しい人がいます。
ボクもみんなが楽しいであろう時に退屈な思いをすることがあります。
例えば道を歩いていて鳥を見た時、
・うるさいなぁ邪魔だなぁと思う人
・可愛いなぁキレイだなぁと思う人
・生態を知っていてシベリアや東南アジアから渡ってくることを想像する人
それぞれです。
野生動物、草花、地形の成り立ち、このあたりに好奇心があれば
移動は退屈な時間ではなくなっていくどころか移動が楽しい気がしました。
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