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- 【南伊豆おうち訪問~三つの願い~】
写真中央から下、白く見える家がひとつあるのがわかりますか?
ここは南伊豆の山の奥。
都会に住んでいる人は信じられないようなロケーションかもしれません。
今回紹介するのがコチラにお住いの・・今一番仲良くなりたいと思っている人です。
有名な画家さんなのでインタビューを受けていただけるか心配でしたが、
本人曰く「思い切って」wたくさんお話いただけました。
クボヤマサン(66歳/画家)
・南伊豆歴 36年
・居住者 奥様と2人
南伊豆の山奥、自然の中で自給自足。
自然と人間との共存をテーマを描き続ける画家「くぼやまさとる」さんです。
※ご存じない方はコチラで。
東京生まれの東京育ち。
自給自足を目指し全国各地の(くぼやまさんの表現で「コミューン」)で生活しながら農業を学ぶ。
友人から南伊豆を紹介され、
自然に囲まれた環境に魅力を感じ現在の場所に移住しています。
<あなたにとって南伊豆ってどんなとこ?>
夏涼しく、冬暖かい。ゆるく生きていけるところ。
<家の中で自慢できるところ>
ハメちゃん作製の押入れ、床、戸のある部屋があること。
(ハメちゃんとは2年前に亡くなった、木工家、大工で、40年以上前に伊豆に移り住んできた先駆者の一人です。)
作品は何度か拝見したことはあったんですが「空想昆虫」のテーマが好きでした。
大胆な色彩ながら繊細、にぎやかなようで哀愁を感じたり、安心と不安を併せ持った不思議な世界。
南伊豆に別荘を購入してすぐ出会える機会がありました。
作品とライフスタイルが完全に一致していることに感動、気さくで実直な人柄に一気に大ファンに。
南伊豆はあまり人に干渉しない雰囲気が好きだと言っているくぼやまさんに干渉しまくるワタクシ。
今やストーカー状態ですw
今やストーカー状態ですw
多くの色を繊細で柔らかいタッチで描く作風は、
世代や性別を超えて穏やかで豊かな気持ちにさせてくれます。
恐らくクボヤマサンをご存じな人は・・・
・縛られるものもなく自由に好きなことができている方
・独特な世界観で好きなものに対して素直に行動できている方
・自然を愛し守りたいと思っている方
こんな印象じゃないでしょうか。
今回このブログを書くにあたってウチにもお越しいただいているんですが17時から23時半w
終始楽しくてアッという間。
6時間を通じて思ったのが
『言い切ってしまえばいいのに自分が間違いを言うのを嫌う人』という印象です。
終始楽しくてアッという間。
6時間を通じて思ったのが
『言い切ってしまえばいいのに自分が間違いを言うのを嫌う人』という印象です。
オリジナルなテーマを毎日追及し続けれる実直さの根底にはこんな性格面もあるのかと感じました。
「完璧な作品など出来ないことは理解してるが求めてる」
「作品を作ったらすぐ次の作品を作りたい」
「作品を作ったらすぐ次の作品を作りたい」
「作品が世の中に知られないということは存在がないのと同じ」
作品に対する直向な姿勢が伝わる発言も次々と出てきます。
絵に対してと同様に地球に対しても、
こうあれば自然と人間はもっと共存できるのにと追及する姿も。
こうあれば自然と人間はもっと共存できるのにと追及する姿も。
<もし3つ願いが叶うとしたら>
・絵がもっと売れること
・生きているアオタマムシを見ること
・完全な自由を体験すること
終始笑顔でお話しいただいたんですが、中でも一番楽しそうに話してくれたエピソードは
・昔、旅館の人に自信作を持って行くも不満がられた話
・新車でアルトを購入してすぐぶつけた話
・逆に新車にぶつけてしまった話
ボクは幼いころドコカの宗教のことわざを知って以来、・逆に新車にぶつけてしまった話
成功談が多い人の話を聞かずに失敗談を恥ずかしげもなく話す人の言葉を信じてきました。
またイイ人を見つけてしまったキブンです。